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【コラム】今ある人材と資産で何ができるかを考える

僕は前職の会社員時代「火消屋」と呼ばれていました。

もちろん正式な役職ではありません(笑)

30名ほどのリーダー職の中で、当時は僕を入れて5名ほどがそう呼ばれていました。
仕事は、崩壊しかけているチームの立て直しです。

リーダーとメンバー間、メンバー同士の信頼関係がなく、指示待ちのメンバー。
メンバー同士でお昼や夜飲みに行くと、愚痴や不満で盛り上がる。

結果的に、チームとして機能せずに、進捗が遅れ、そのままではゴール到達が困難な状態。

これを、当時の会社では「火が噴いた!」と言っていました。

正確には、突然火を噴くわけもなく、ずっと、小さな火があちこちで起こっているのに放置。
そして、もうそろそろやばい!という時になって、誰かが騒ぎ始めて本社で認知するという感じです。

そうすると「火消屋リーダー」から1名ないし、規模によっては2名が選ばれ、現場に落下傘で
降り立つわけです。

その時に、事業部長や社長から言われるのが

「今あるメンバーと期間、予算で何ができるかを考えること」

でした。

最初のころは

「いやいや、そうは言われても・・」

と思ったものです。

でも、その火を噴いたプロジェクトのリーダーが

「このチームのメンバーは経験が浅かったり、やる気がないメンバー
 ばかりだからどうしようもない。
 この体制じゃ無理なんです」

といっていることが事実だとしたら、大半のメンバーを入れ替えなければならない。

だけど、冷静に考えれば、50名とか80名のメンバーを入れ替えることなんてできない。

だって、社内や協力会社さんに、そんな余剰の、しかも、当時のリーダーがいう

「スキルとやる気にあふれた人材」

はいないのだから。

結果的に

「今あるメンバーと期間、予算で何ができるかを考えること」

をするしかない。

でも、試行錯誤し、きちんとメンバーと向き合っていけば、

「チームはどんな状態からでも立て直すことができる」

のだということがわかったのもこのころです。

もちろん、そのために、経営者やリーダーがやるべきことはたくさんあります。

なぜなら、それをしてこなかったからこそ「今の状態」があるからです。

でも、そんな経験をしているからこそ、このドラッカーの言葉の奥深さを感じます。

組織のマネジメントとは、凄い人材を入れることや
改新的なサービスを導入する事のように思われているが
一番重要なのは、
今ある人材と資産で何ができるかを考えることである。

なお、人の「脳」はよくできていて、明確な指令を与えるとちゃんと考え始めるのですね。

そして、やるべきことが見えてくる。
その「課題解決」のための「思考法」が、講座でも伝えている

「自立型問題解決法」

です。

このフレームワークは、リーダーの人たちには、ぜひ知っておいてもらいたいもののひとつです。

この考え方ができると

「課題」

「課題ではなくなり」

それが

「チームが一体となるきっかけ」

になっていきます。

ぜひ、一度それを学びに来てくださいね!

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